ヨコハマ買い出し紀行 14巻

 発売日に書店へ足を運ぶ。最終巻かもしれないけど最終巻という確定情報は入っていなかったので、もしかしたら15巻があるかもしれないと思いつつ。

12年分の思いが詰まった完結巻。

……はかない期待は帯に粉砕された。
ヨコハマ買い出し紀行 14 (14)
ヨコハマ買い出し紀行 14 (14)
 14巻の表紙を見てすぐには気がつかなかったが、構図が1巻と同じになっている。
ヨコハマ買い出し紀行 1 (1) ヨコハマ買い出し紀行 14 (14)
 ほい。Amazonは便利だ。電柱が朽ちていたりと細かい違いはあるものの、構図は同じ。裏表紙もしっかり同じだった。一番の違いはココネの存在か。ココネはカラーに映えるねぇ。
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 ヨコハマ買い出し紀行がまだという方はここで14冊まとめ買いしてみるのもいいかもしれない。12年分の時間を一気読みできるんだから贅沢だ。私がいつ頃ヨコハマ買い出し紀行に出会ったのかは忘れてしまったが、思い出深い12年。並べてみると懐かしい14冊。毎年発売される単行本を買うのが習慣のようになっていて、いつまでも続いていくかのように錯覚させられる作品だったが、ついに終わってしまった。
 さて14巻。いきなりマッキが成長していて驚く。
「おわっ!!」
というアルファさんの台詞があるが、読者も全く同じ言葉を発しそうだ。今回に限ってはありえないが、1巻飛ばしたんではないかと不安になる一コマ。13巻は間違いなく手元にあるので気にせず読み進む。
 マッキの成長から始まり、14巻は時間の進むのが非常に早い。子海石先生からペンダントを託され、海へ行き、ターポンが北航路に帰ってきて、CAFE ALPHAに久しぶりのお客さんが訪れ、シバちゃんの外見が変わり、管理部に異動になり、マッキが浜松に押しかけて、タカヒロと結婚して子供ができて遊びに帰ってきてミサゴに会い、オーナーへのメッセージがあって、最終回を迎える。1冊丸ごとを使って物語が最終回に向かってゆくのだな。読み進むに連れて嫌でも最終回の気配を感じて、続きが読みたいけど終わってしまうのが嫌だという葛藤に読者を叩き込む。終わってしまうのは嫌だけど仕方がないと腹をくくって読み切ってみた。いいお話だった。
 書きたいことは山ほどあるけど、アルファにはいつまでもカフェアルファがあって、そばにはココネがいるという終わり方がとても幸せな感じがして好きだ。あともう一つ、ランドマークタワーのてっぺんに何か建物ができているのが気になった。1巻にはなかった。これ、煙を出しているのかな。エレベーターがないと行きたくもならないようなところに住む物好きがいるんだろうか。興味深い。ランドマークタワーといえば、スカイガーデンにはまだ上ったことがない。やはり1000円という入場料がネックだ。けど、ヨコハマ買い出し紀行も完結したことだし、今度行ったら記念に上ってみようかな。そしたらデジカメで撮りまくりだ。どれだけ使える写真になるのかとか考えずに撮ってみたいところだ。
 14巻を購入したことで我が家にはヨコハマ買い出し紀行の全巻が揃ったわけだが、残念ながら1巻から6巻が行方不明になっている。かねてからの予定通り、14巻を買った足で古本屋を何件か回り、最終的にブックオフで1巻から6巻を確保してきた。今度時間を作って一気読みだ。既に1巻と14巻の表紙裏表紙を比較するついでにパラパラ読んでしまったりもしたのだが、アルファさんの顔が全然違っていたりして面白い。読むのが楽しみだ。
 楽しい時間をありがとう。芦奈野ひとし先生の次回作に期待だ。あと番外編。
「やっぱり帰ってきちゃいました」
とか言ってアルファさんが帰ってくるのに期待。
 そうそう、携帯の待ち受けはしっかりヨコハマ買い出し紀行になった。14巻の表紙。いい感じでお気に入り。