交通機動隊からの電話2

「レーダーコンタクト。交通機動隊のF-2、速い!」
「対空迎撃用意! なぜ発見が遅れた」
「低空侵入です、艦長。完全に死角を突かれました」
「お見通しというわけか」
「エネミー、ミサイル発射!」
「両舷ファランクス、オープンファイア!」
「間に合いません! 弾着まで……」
 轟音と共に空母ケストレルはその巨体を揺らした。
 手のひらにじっとりと汗をかいているのがグローブ越しにもわかる。私は無事。機体も無事だったようだ。乗組員は発艦作業を再開している。ならばすることは一つ。コクピットに乗り込んでプリフライトチェック。艦が傾斜し始めている。気温は低いはずなのにヘルメットがやけに暑い。……無線?
“ケストレル艦長よりMobius。聞こえているな。貴様だけは必ず発艦させてやる。存分に戦ってこい”
“Roger!”
 というわけで青切符を正式裁判希望したらどうなっちゃうのかシリーズ。
交通機動隊からの電話 : N/A
前回はこちら。まあ、携帯の電話番号は伝えてあるしまずは電話でのやりとり。
 さすがに警察からの電話を逃すわけにはいかないので番号登録してあるのだが、かかってくると「交通機動隊~」って出るのね。どっきんちょ。今回はちょうどメールの返信どうしようかなと考えてるタイミングだったので、電話かかってきて1秒以内で「はいMobius」って電話取った。たぶん向こうも携帯相手にこの早さはどっきんちょ。おあいこおあいこ。だといいなぁ。
 今回の電話内容は、出頭日時の打診。任意とか命令とか言ってくれないので逆に怖い。
 約1週間後。都合はつくので合意。続いて、説明。必要なもの。車。車検証。自賠責。……その車乗ってくんで大丈夫です。そうか、証拠か。撮影されるのか。その光景撮影したらダメかなぁ。
 あと、場所がわからなかったので念のために確認。
「え、えええと、○○(噛んだ)警察署と同じ場所でしょうか」
違うらしい。説明を受けてだいたい把握。なんか、専用に中央分離帯ぶった切ってあるとか言ってた。とりあえずわかったので電話を切った。
 調べてみたら、
・千葉県警察本部○○方面機動捜査隊
・千葉県警察本部交通機動隊○○分駐隊
同じ住所。何であなたたち独立してるんですか。あれか、バチカン・イスカリオテ第13課とかそういうことか。たぶん「赤切符判事」「点数ダスト」「バイオネットポリス」とか二つ名がついてるんだよ。こええよ。我らはうぬらに問う。汝らは何ぞや? とか言って訓練してるんだよ。こええよ。
 我が右手には何もなし。我が左手には何もなし。どうすればいいんだ。
(追記)
次回。
陳述書 : N/A