橈骨神経麻痺から4週間

 ようやく手首が動くようになって、光が見えてきた。といっても、腕を水平にした状態でどうにか手首が水平まで上がるレベル。同時に、筋力が落ちていることを実感する悲しさよ。指先はまだかなり苦しい。もう少し手首が上がるようになればタイピングしながらリハビリとかおいしい展開が見えてきそうなんだけど、そう簡単にはいってくれないようだ。重力って凄いんだね。
 経過の記録。
 1週間。手首から先がまったく動かず。医師に「遅いなー」と言われ若干へこむ。
 2週間。変化なし。一方、この辺りで動かない右手の使い方が徐々につかめてくる。
 3週間。ようやく、手首がわずかに動くようになる。同時に右腕がうずく。ここに来るまでサボらずがんばるのが大事そう。橈骨神経麻痺については、いくら説明しても伝わらないのでいい加減飽きる。周囲の無理解について親しい友人に愚痴ったのもこの頃。
 左手タイピングに多少なりとも慣れるのにも3週間かかった。ブラインドタッチはもう手が覚えていて思考即タイプ、キーの配列はまったく意識してなかったので往生した。最初はKを入力しようとすると左手が勝手にD押しちゃったり。左右の手がゲンミツにキーを分担しているので、右だけアウトになるとかなり混乱するらしい。次の段階としては、左手が右手さんの担当エリアに出張するので、左手のホームポジションを外す。もう大変。4週間経った今でもTYUは鬼門。片手タイピングってマスターできる代物じゃないと思う。
 とはいえ、分量10枚くらいのSSなら書けそうな感触はある。締め切り過ぎてまだプロットができてないのがあるんだけどね……。
 橈骨神経麻痺は最初に考え方の切り替えをした方がいいかもしれない。動いていた手が突然動かなくなるというのは事実だけど、ここでリセット。動かない状態をゼロスタートとして、少しずつ回復していくのをプラスととらえる。道のりは長い。でも、後ろを振り返れば確実に進んできたわけじゃない。焦らないことだと思うなー。