3リッタークラスのバッテリー上がりに1300ccで挑んでみた

 ボンネットを開けて止まってる車がいたら声をかけるとか、車好きの習性みたいなものだと思います。とりわけ、ブースターケーブルが見えていたら止まる確率が上がります。バッテリーには絶対接続せずに、黒赤のケーブルが見えるようにして待機です。
 そこから犯罪に巻き込むのはやめてください。
 さて、今回はボンネットが開いていたわけです。
「どうしました?」
「バッテリー上がっちゃったみたいで」
ブースターケーブルは所持していました。しかし、敵はワンボックス。
「この車じゃ救援車にならないかもしれませんが、やってみましょうか」
「お願いできますか」
「ダメだったらJAFとか呼んでくださいね」
 若干白目である。
 バッテリーをブースターケーブルで接続。スロットルを左足で踏んで3000rpmくらいで保持。
「かるーくセル回してみてください」
「回りませんねー」
「回りませんかー」
「じゃあ少し充電してみましょう。電装品全部切って、キーもオフにしてください」
スターターが飛び込む音さえ微妙。うーん。
 このへんになって気付いたのだが、相手方は車に詳しくない感じのお父さんイメージ。一方私は車にガムテとか軍手とかブースターケーブルとか積んでる人である。3000rpmの根拠はないんだけど、最近の車ならオルタネーターはその辺で十分働くだろうということ。しばらく回転数を保持して充電した。
「そろそろ試してみますか。連続で回さずに少しずつやってみてください」
「わかりました」
私はまた左足スロットルで回転数を上げて合図。
……2回目でかかった!
 できるんだ。この排気量差でもできるんだ。
 ほっとしたところで、注意してブースターケーブルを外す。ジャンピング成功。お互いほっとしたのか、まあそりゃそうか、軽く雑談。
 このあとどうすれば、と。そのままアイドリングで充電してもいいですし、走った方が充電は早いです。警告灯がついてなかったのでオルタネーターの線は捨てた。バッテリーが弱ってるってことですか、と。今の気温から見て結構使ってるだろうと問うたところ、イエス。ディーラー保証のバッテリーでも2年とかなんですよ、などなど。
ディーラーにてバッテリー交換。CCAテスターの結果と整備担当からの情報引き出しが目的。これで1万円 : N/A
 ここまでの話はしなかったけど、まあそんな感じで。
 これ使いました。

 ちょっと高いけどこれならと思って。あと、軍手があると非常に便利です。おすすめ。
(追記 2014/05/09)
 救援車をよくやる知人に聞いたところ、安物のブースターケーブルは溶けるとの情報を得ました。500円とかのブースターケーブルは過電流に対して発熱したりするから逆に危険なのですね。ケーブルどころかグリップごと発熱して溶けるそうです。素手では絶対に触らないことをおすすめします。
 やはりその知人も3,000円以上の品物じゃないと使い物にならないと言っていました。そうすると当然太くなって収納が面倒なのですが、土嚢袋がぴったりフィットしたりします。厚手のビニール袋があれば便利なんですが、なかなかないですし。土嚢袋ってのもなかなかないんですけど。
 太いケーブルで5mってのは収納に困る部分こそあれ、実力は折り紙付きです。