Xperia Z3 Compact における、サードパーティ製マグネットケーブルのメリットに関する考察

Xperiaシリーズには複数の充電方法がある。一つはUSBで、もう一つはマグネット端子を使用した充電だ。Z3 Compact付属のクレードルでもマグネット端子からの充電となっている。
では、マグネット端子で充電するメリットとは何か。
本体が防水状態のまま充電できる。
この一言に尽きないので補足したい。
Z3Cにおいては、USB端子とmicroSD挿入口が一つの蓋でカバーされている。この部分を開けてよく見るとわかるのだが、蓋の方をよくよく見るとパッキンがついているのである。USB側、SIM側、それぞれの蓋にパッキンがついており、ここを密閉することによって防水機能を維持できるというわけだ。
ところがこのパッキンが、きわめて細く、精密で、ほこりでも挟まろうものならそこから水が侵入しそうな頼りないものなのである。今回は確認のためもあって開閉したが、正直なところで言うと開けたくない。開閉する度にほこりが挟まるリスクはあるし、この二つのパッキンが正常に密閉してくれないと防水状態を維持できない。高い端末、しかも防水なのに水にやられて壊れるなんてリスクは極限まで低下させたいのである。
ゆえに私はサードパーティー製のマグネットケーブルを購入した。

SANWA SUPPLY Xperia用USB充電専用ケーブル 1m (USB-充電端子) ブラック KU-XPMG1
要は、USBから電源を取ってマグネット端子で充電できるという代物である。端子の逆差しはできないようになっているが、USB接続する前に端子の向きを確認することをお勧めする。
そしてこの商品、マグネットという性質上、どこか安定した場所に置いて充電するというのが前提となる。充電しながら操作できないことはないが、机の上など安定した場所に限られる。
もし、移動中にモバイルバッテリーなどで充電したいのならば、覚悟を決めてUSB端子を使うべきである。マグネット端子が弱いって、純正のクレードルが端末をしっかり挟んで重力まで利用してガッチリホールドしているくらいだ。マグネットごときが強力すぎたらカバンに入れたときにカードの磁気ストライプがぶっ飛ぶし、そもそもこの大きさでマグネットがべったり張り付いてはがれないなんてことがあるわけがない。
使い分けと覚悟の問題であろう。
以上を踏まえた上で、私のテストした環境。

AnkerのUSB変換器は既に使っていたので、ここから給電。充電時間に関しては純正品に劣ることはない感覚。充電中に操作したいときは、端末をなるべく動かさないようにすれば大丈夫。
なぜ充電が途切れることに神経質になるのかというと、Z3Cは内蔵バッテリーの交換がユーザーにはできないためで、無駄な充電回数によるバッテリーの劣化は避けたいのである。有償交換である上に代替機による不便な生活を強いられるのは確定しているのだから、なるべくそういった事態にはなりたくない。
今回に限らず、物はうまく使うに限ると思うのだ。