UH-60はぁはぁ。はぁはぁ。はぁはぁしてたら主役回きたこれ。
UH-60Jにしてはなんだかちょっと違う気がするし、とはいえどうみてもSHじゃないしなんだろなーと思って見てたら、これUH-60JAかよ。マニアックな! 去年航空祭でJAが地上展示されてて、あれ、この辺外来機じゃないよなぁ。何で60がいるんだ? と思ってよく見たらここの駐屯地にはつい最近配備が始まったって書いてあるじゃない。え、何? マジで?
「これここの所属なんですか?」
はぁはぁしながら隊員に声をかけて話を聞いたりしつつ写真撮ってきた。土砂降りの雨の中で。
この子。航空救難団のUH-60Jと違ってバブルウィンドウじゃないのかーとか、やっぱ増槽邪魔だよな何とかならなかったのかなとか思いつつ眺めてきた。実はここの駐屯地、1年前くらいに米軍機と思われるUH-60系の機体がランディングアプローチから接地しないタッチアンドゴーをしたり、ホバリングしながらその場で機首下げて高度下げたり、機首上げてほわほわ浮き上がったりと遊んでるのを目撃して、なんだろあれと思って注目していた。その後も何度か目撃したんだけど、双眼鏡使ってもテールの3桁ナンバーを読み取るのがやっとだし、そのナンバーから検索しても手がかりなし。デジカメで撮って鑑定してもらおうにも、コンデジじゃUH-60かどうかすらわからない写真しか撮れんのよ。しくしく。気になってはいたのだが、ひとまずそれさえも吹き飛ぶUH-60JAの勇姿。んふー。
それはそれとしてだ。ここの駐屯地の主役はCH-47なわけで。抽選で体験搭乗もあるわけで。この雨じゃ無理かなと思ってたけど、やるって。抽選会始まった。ア・タ・レ! ア・タ・レ! ……はずれた。チヌーク。ああチヌーク。君の機内の爆音が恋しいよ。
この日は雨振って風強くてやたら寒くて、格納庫でガタガタ震えながら双眼鏡で色々眺めたりしてたんだけど、やってるわけですよ。チヌーク体験地上滑走っつーのかな。体験搭乗は通常がっつり飛ぶんだけど、地上滑走はその名の通り駐屯地内をちょろっと。とはいえサービスで飛んでくれる。まあこの雨だしデジカメとか双眼鏡とか壊しちゃったら痛いしと思ってパスするつもりでいた。そしたらさ、チヌークのパイロットが大サービスしてるわけですよ。ホバリングしながら360度旋回くるりーんとか。通常のヘリならともかくタンデムローターの大型輸送ヘリでやると迫力があるなぁふーん。と冷めた目で
乗りたし!
傘を差して横殴りの雨の中駆け出しておりました。
受付で聞いてみるとまだ乗れるとのこと。やった。受付の格納庫までは傘を差せる。とはいえ濡れるのだが。が、格納庫からチヌークまではチヌークがエンジン切ってない以上傘を差すことはできない。ほとんどアイドリング状態でこれだと飛行時のダウンウォッシュってどんだけ凄いんだよと驚きつつ、雨に濡れながらチヌーク後部のハッチから搭乗する。途中、エンジンの排気直撃。匂いはするんだけどなんかあったかくてほわーんとしてしまった。搭乗。ハッチ閉鎖。私は後ろ寄りの席になったんだけど、サービスなのかハッチを全閉しないので外が見える。面白い。チヌーク、滑走開始。しばらくして止まる。
「離陸します」
高まるエンジン音。うおおおおお。
とまあ俺様おおはしゃぎで顔に出ないように苦労してたんだけど、周り見るとこれがまた面白いんだわ。子供はおおはしゃぎ。それと、子供を連れてない大きなお友達がおおはしゃぎ。私もなんだけど。離陸してぐいぐい引き上げていかれる感覚などもうたまらない。楽しかった。乗ってよかった。で、後日本当に双眼鏡が壊れるわけだがそれはそれ。
この日は飛行点検隊のU-125も来ていて、ちょっと違う「よみがえる空」セットだったので帰投するところまで見届けてぼたぼたに濡れて帰ってきた。
さて、図書館戦争である。ロクマルである。はぁはぁである。閉館する資料館の図書コンテナ2個を輸送できれば図書隊の勝利。……それ、CH-47JA使えばコンテナ2個くらい一発じゃね? ヘリポートが狭くてもチヌークなら後部だけ接地してホバリングできるし。担架装備もある。
こんな感じで。
貨物室には、左右12床ずつ最大24床の担架を取り付けることができます。
解説パネルより。
と思ったわけだが、図書隊は自衛隊じゃないんだよなぁ。まぁロクマルはああいうギリギリのところをやらせるのにはピッタリのヘリなのかもしれないけど。後のために取ってあると困るので極力原作ネタバレは避けるとして、図書隊のUH-60JAは虎の子。
空中機動作戦および災害派遣等に使用する次期多用途ヘリコプターとして、UH-1Jと並行装備を進め平成7年度に取得に着手し、平成10年1月22日に航空学校に初号機が配備。
こちらはUH-60JA解説パネルより。こないだ配備されたばかりって言ってるだろ! と一瞬思ったりもするのだが、正化30年を過ぎればもう初号機配備から20年以上になる。陸自払い下げもあるというわけか。
というわけでロクマルを使ってコンテナを2回運ぶ。2便目は同時に負傷者も搬送しなくてはならない。民間のヘリも借りて搬送した上で、コンテナと負傷者を載せて重量はギリギリ。重量や航続距離の判断はFEがするんだと思ってたけど、FEが無理だと判断したところで機長がやってやるとOKを出す。燃えるシチュエーションだ。ここは原作未読なので判断保留。演出としてはいいんじゃないかなぁ。
ヘリはいいよヘリは。別に固定翼機が嫌いなわけでは決してないんだけど、回転翼が身近だったってのがあるのかもなー。