同人誌のレビューというのはほとんどしたことがなかったと思う。同人誌というのはその性質上、記事を読んだ時点で既に入手困難であることが多いためだ。
今回は入手可能という条件をクリアした上、読んだら書かずにはいられない衝動を与えてくれた本なのでちょこっと書いてみたい。
咲の部キャプ本。かじゅモモもあるよ。
先にちょっと気になったところを挙げておくと、新和涼さんはフォントに関するこだわりがある模様。私もフォントに関してはあれやこれや語りたいタイプではあるのだが、ベクトルが違う。私は字書きなのでヒラギノ明朝が非常に好みだったりするのだが、それ故にテトラディオンの基本の明朝体が何だかもったいない感じがする。これ何明朝なんだろう。それともわざとこのフォントを選んでいるんだろうか。
さて、ここからは部キャプ最高タイム。ちゃっちゃとキーワードを挙げてしまおうか。
「美穂子」
「ゆみ」
あれ、終わっちった。でも伝われこの部長無双。竹井久ファンとしてはだね、キャプテンに対してもかじゅに対しても自然に接するこの部長がたまらないのだ。下の名前で呼ぶって、相手に好感を持ってないとしないじゃない。そこを自然とやってのける部長。惚れ直すよ。
それから、読んでいてドキッとさせるストーリーとかさすがだなぁと。
でだ。えーと。気持ち悪いって言うなよ。今回はテンションが高まってたから声優絶対音感を全開にして読んでみたんだ。キャプテンも部長もかじゅもモモも声がついてフルボイスだ。声優脳を解放するのは久々だったけど、本の内容がしっかりしていることもあって至福の時間だった。堀江由衣、伊藤静、小林ゆう、斎藤桃子だから難易度は高くない。
かじゅモモかじゅモモ言ってた私だが。
新和涼さんの部キャプ素敵!
涼彩マテリアル!
新和涼さんのサイト。トゥルーデ好きという部分でも好みが合うようなので、次の本が楽しみで仕方がない。
(追記)
新和さんに読まれた。わりと死ねる。
それはさておき、本文のフォントに関する情報をいただいた。
GN摂津築地(ビルド40330)の詳細情報 : Vector ソフトを探す!
フリーフォント! そういうのもあるのか。
なるほど見たことがないフォントなわけだ。初めて聞いたし。そういえばライセンスの問題ってみんなどうやってクリアしてるんだろうなぁ。
追記ついでに部キャプ部かじゅについてだらだら書こうと思ったんだけど、書きたいことは昨日わりと書いてあるな。というわけで……
テトラディオン読めし!
上地優歩先生とあやめぐむ先生に敬意を込めて。素敵な作品をありがとうございました。
ではネタバレ改行。

スカイ・クロラ イノセン・テイセス(2) (BLADE COMICS)
この作品の最後には草薙水素と函南優一が登場する。イノセン・テイセスは初期のキルドレの物語だったというわけだ。オリシナがどうなったのかは語られない。スカイ・クロラ原作の結末、スカイ・クロラ劇場版の結末がそれぞれあって、イノセン・テイセスはそうきたか、と。流れとして劇場版に近い方にいきそうな感じはするが同じにはしないだろうと考えてはいたので、何となく納得した。
舞台は過去のラウテルン社。最強の敵はロストックのチータ。チータに関してはスカイ・クロラシリーズのネタバレになってしまうので詳しい言及は避けておこう。
全体を通しての感想をざっと書いてみる。
○悪かった点
残念ながらこれはもう、戦闘機がかっこよくなかったのと、空戦機動がわかりにくかった、この2点が最大のポイントだろう。ここがしっかり描かれていないと男の子がついてこないのだ。というか、男の子は確実にここに期待している。
当時のラウテルンは混成部隊だったのかもしれないし、後から登場する散香を引き立てる目的もあったのかもしれない。しかし、せめて例えばチームごとだけでも同じ機種にしてくれたら分かりやすかった。ロストック機との空中戦にしても、敵味方が判別しにくいのがネックになっている。空中戦の描写に関しては、私は映画から入ったので、これをどうやってマンガで描くんだろうという興味もあった。やっぱり難しいんだと思う。
ちなみに、原作である小説は機体の動きをエルロン・エレベーター・ラダーで表現しているので、固定翼機の知識がないと理解が難しい。その分、好きな人にはたまらない。このあたりは、やはり文章・映画・漫画という媒体のそれぞれのよさがあるのだろう。
○良かった点
戦闘機の代わりに抜群に魅力的なのが主人公のオリシナをはじめとしたキャラクターたち。見た目のうまさもさることながら、それぞれの登場人物にしっかり動機付けがされているので奥行きが出ている。例えばタカハシ。最初はオリシナに突っかかってあのきれいな髪を切らせちゃって「タカハシァ!」っていう状態だったんだけど、タカハシが飛ぶ理由が明かされてオリシナと打ち解けたりしていくストーリーは読んでいて気持ちがよかった。私の場合は雑誌連載で追いかけていたのでよけいにそう感じた。
絵の面では私の好みも入るのだが、スノエダの描き方がすごくうまい。ヒナギが戦死した後、扉絵で悲しみをたたえたスノエダの一枚絵が強く印象に残っている。悲しみを表に出さないでオリシナと明るく接したり、ついにはポロポロ泣き出したり。ディフォルメキャラのギャグを挟みつつ、見事に描かれていた。スノエダのような立場のキャラクターは原作にも映画にも存在しないので非常に重要なスパイスとなる。スノエダはスパイスにとどまらない存在で非常によかった。
スノエダってのはササクラとも違って、戦いへと飛び立ってゆくパイロットたちを見送って、ひたすら心配して帰りを待っている存在なのな。もとより死を覚悟しているパイロットとは対極にあって、戦死者が出れば泣くし、負傷したタカハシが帰還した時には走って迎えに行くし。こういう感情を出せるキャラクターをしっかり描写したのは凄い。基地内でこういうポジションはスノエダだけだったから、対比として広がりが出ている。あとちょっと大事なこととして、CVは大原さやかを所望する。
○表紙
Amazonに表紙の画像が上がっていて見ることはできるのだが、実際手にしてみると印象が全く違う。裏表紙までを合わせた一枚の絵として描かれているので、ぜひカバーを外して広げて、じっくり見てみてほしい。これは読む前にやるもよし、読了して浸りながらやるもよしだと思う。
○余談
まあそんなわけでつらつら書いてみたわけだが、この文章の大半はポメラDM10を使って、電車での移動中とファーストフード店内にて草稿として書き上げた。あとからPCで加筆修正しているのでおかしなところもあると思うのだが、試行錯誤の途中ということで大目にみていただきたい。もちろん突っ込みは歓迎。
ひとまずこれで義理は果たせた、かな?
本当にお疲れ様でした。
Amazonに書影を早く上げてほしいなー。
BLADE本誌で追いかけてるよ組としてはどうにか間に合うくらいのタイミングで感想はアップしたい。

スカイ・クロライノセン・テイセス 1 (BLADE COMICS)
1巻の表紙はこう。空の色が深い青から明るくなっていくのと、雲、そこにオリシナというのがすごく気に入っているので、2巻の表紙はどんなかなとこっそり期待している。
コミックブレイド10月号にて読み切りで掲載。
![月刊 COMIC BLADE (コミックブレイド) 2009年 10月号 [雑誌]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/61CngC4NniL._SL160_.jpg)
月刊 COMIC BLADE (コミックブレイド) 2009年 10月号 [雑誌]
みつやりょう、みつやりょう。変換しても出てこない。これは文節区切って一文字ずつ……出てこない。ぬ、ならばF2キー! スパーン! 人名、単漢字辞書呼び出し。よし、出てきた。学習させたぞ、樒屋涼。
桜標に出会ったのは全くの偶然。スカイ・クロラを読み返していて、そのままページをめくっていたら出てきた。読み切りか。なら読んでみようかなと。BLADEもうまいことをする。
読み切りってことは新人さんなのかなと思って読んでいったら、まず、セリフの吹き出しと独白の四角が多い。セリフが長いのは私の場合全く問題ないけど、それらが混ざると視点誘導が難しくなる。読んでいて気になったのは、写植の改行がちょっと不自然だった部分が引っかかったのと、やはり視点移動。漫画の文法で読んでいくと、「え、あれ、こっち?」と戸惑う部分はあった。基本はページの右上から左下へと読んでいけばいいはずなんだと思っているんだけど、そこに吹き出しやらが入ると読ませ方の技術がいるんだなと。
新しい発見だったのは、雑誌段階でここまで小さいフォントを使うのがありだということ。これコミックサイズにしたら読むのきついんじゃないかなと勝手に心配してしまった。というのも、最近フォントが小さくて読みにくかったコミックがあって、えーと、そう、「孤独のグルメ」。
値段でわかると思うんだけど、一般的なコミックより版が大きい。にもかかわらずフォントが小さいところがあって読みにくくて往生した。
それはさておき、せっかくなので検索してサイトを確認してみた。
(※筆者注。タイトルがありません)
ページのタイトルは付けようよ。
なるほど納得した。A4版で読めればフォントサイズとしては問題ない。同人やアンソロで活動している人か。
面白かったのはストーリーと一部の背景の描き込みかな。特に背景はポイントを押さえてがっつり力を入れていることがわかる。商業だと小林立みたいな緩急がないと注目されにくいところだけど、京都の雰囲気が伝わってくるようでよかった。特に竹林のシーン。描くの大変だろうによくやったなと。
思わぬ出会いだった。
7月くらいに出るペースかなと思ったんだけど、夏だねー。コミケ前だねー。
それと、ソリッドワークスコレクションDX ARIA winter versionが6月末に再販。

ソリッドワークスコレクションDX ARIA winter version 1BOX
まだの人はチャンスかも。
次号のCOMIC BLADEはスカイ・クロラが休載。しょんぼりっく。
ひょんなことから出会えたこのCD。ドライブしながら聴いてみたのだが、原作に沿って声を当てたもののよう。所々で「おっ、説明してるな」というセリフが入る。
念のために書いておくと、私
・ヨコハマ買い出し紀行ファン
・アルファさん派
・椎名へきるファン
=ヘブン状態!!
椎名へきるっていったらレイアースの頃からのファンだもんよ。久しぶりにへきるの声ががっつり聞けてうれしいったらないね。
2はまだなんだけど、あのシーンがありそう。中川亜紀子? 大好きさ! ……これはドラマCDで死ぬかもしれん。
買ってきた。詳細は改めて。ネタバレなし。

スカイ・クロライノセン・テイセス 1 (BLADE COMICS)
確認したけど、単行本に収録されているのはブレイド4月号までの分。最近はホントに単行本になるの早いな。ARIAの時もうまいことやってるなと感心してたけど。
でね。
![月刊 COMIC BLADE (コミックブレイド) 2009年 05月号 [雑誌]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/61d9-BsJy5L._SL160_.jpg)
月刊 COMIC BLADE (コミックブレイド) 2009年 05月号 [雑誌]
5月号には特別編が掲載されている。これは上地優歩先生がコンテ……じゃなくてえーと、あれだ、なんだっけ、ネーム? から描いているとのこと。単行本収録の予定はないという話をどこかで見かけたので、気になる人は買うしかない。
そして。
![月刊 COMIC BLADE (コミックブレイド) 2009年 06月号 [雑誌]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51NlWNNbftL._SL160_.jpg)
月刊 COMIC BLADE (コミックブレイド) 2009年 06月号 [雑誌]
現在発売中の6月号では、もう単行本の次の話が読める。切り替えるなら今。
私の場合、1-2作品を読むためだけに月刊誌を欠かさず買ったりすることも多いので、まあ、部屋も狭くなりますわな。紙だけで部屋のどれだけのスペースを埋めているのやら。
ビブリオマニアって名乗れるほどじゃないんだけどねーうふふーあははー。
![月刊 COMIC BLADE (コミックブレイド) 2009年 05月号 [雑誌]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/61d9-BsJy5L._SL160_.jpg)
月刊 COMIC BLADE (コミックブレイド) 2009年 05月号 [雑誌]
今回の重大な案件。
あらすじまでもが「てこ」になった。彼女は大木双葉さんです。テストに出ます。
今回の双葉さんのCVは渡辺明乃。理由はわからないのだが降りてきた。
東京から越してきて、スクーター通学で、いつも携帯を気にしていて、内気で、でも光に連れられてちょっと大胆なことをしてみちゃったりするてこ。何かしら事情がありそうだけど、そういうところまで描かれるかな。
一方、やっぱり内気で女子のグループに自分から入れなくて、光に声をかけてもらって感謝していることを素直に喋ったり。いい子だなぁ。男子だったら寄るな触るなやかましい、って感じで一人でいるというチョイスもあるんだけど、ってこれてこのキャラじゃないし。
ところで火鳥先生の出番はー?
ダイビングのターンになったらたっぷりあるかな。楽しみ。
もう5月号が発売されてしまっている。ようやく買ってきたのだがまだ開けられにぇー。
![月刊 COMIC BLADE (コミックブレイド) 2009年 04月号 [雑誌]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/61hx9nv2L7L._SL160_.jpg)
月刊 COMIC BLADE (コミックブレイド) 2009年 04月号 [雑誌]
てこ=大木双葉。忘れない。というか今回のヒロインは双葉さんだな。
ドライスーツとウェットスーツくらいは知ってた。天野先生、やっぱりダイビング始めてたんだ。
最近、何かとtagをつけたくなって困る。
「てこっ 後ろのチャック止めて?」
のコマとか、「吹き出しが邪魔」ってタグ付けたいし。透過させてるところがにくい。これセリフの指定どうやってんの?
ちょっとさかのぼってダイビングスーツの説明をしてる光のコマとか、わざと吹き出しで顔隠して表情を引き立たせてるところとか素敵。うーむ、さすがだ。
じゃ、5月号読みますかね。
上地優歩先生ってページめいっぱい使うのな。コマ割りとかでノド以外に空間ができたりすることもあるはずなのに、あんまりない。この描き方は好きだなあ。その代わり、ストーリーどころか「励ましのお便りを」みたいなのを入れる場所すらほとんどなくて、小さく申し訳なさそうに邪魔にならないようにキャラの上に乗せたりしてる。面白い。複製原画とか見てみたいわ。
![月刊 COMIC BLADE (コミックブレイド) 2009年 04月号 [雑誌]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/61hx9nv2L7L._SL160_.jpg)
月刊 COMIC BLADE (コミックブレイド) 2009年 04月号 [雑誌]
今回はトビラからあんなスノエダですよ。でもページをめくると笑顔のスノエダ。
スノエダ役:田中理恵
心に悲しみを秘めながらも明るく振る舞うということで。
声優オタクって、漫画や小説を読んでる時不意に声の神様が降りてきたりする。自然とセリフに声が当たってしまう。声優はセリフやキャラや動きや感情によってコロコロ変わったりするんだけど、今回のスノエダは何度か読み返してもやっぱり田中理恵だ。
ちなみに、声を当てると読むスピードが一気に落ちるので極力避けてはいるのだが、時には勝手に声がついてしまうことがある。声だけが先にあって、
「あれ、これ誰の声だっけ?」
と考え込んだり。ブレイドつながりでいくと「あまんちゅ!」のてこ。突然声が降ってきて、誰の声かと思ったら小清水亜美。ああ、ロングつながりで可南子か、と納得してみたりした。
声が思わずピタッと決まったのはスノエダだけだなぁ。そもそもこういうことはめったにない。他のキャラもこれといって……うーん。オリシナは今回の
「……動きにくい!」
ってぶーたれてるところだけを見ると一瞬釘宮理恵でもいいかなと思ったりもしたけど、キャラ違いそうだし。ツルホは田中秀幸さんがいいかな。ちょっと声質が優しすぎるかもしれない。タカハシは置鮎龍太郎あたりでいいんじゃないのと言ったら一斉に「安直だ!」って突っ込まれること請け合い。ヒナギは残念ながら思い浮かばない。ぬう。
読者の楽しみ方は無限大ということで、声優談義などしてみるという試み。
いやちょっと待った。Margueriteってヒナギ……ク……?