ついにあのクローチェ事件が描かれる。
さっくりネタバレ改行。
今回は7話中5話が回想だから、本を閉じた状態でページを見ると大半が黒い。ここまで黒いのはさすがにBLOOD ALONEでもあるまいよ。あれは昼と夜でページを黒くしたりするから比較的黒が多いんだけれども。
さて、11巻ではARIAなどでおなじみのヴェネツィアがえらいことになって読んでいてきつかったわけだが、今度の12巻も容赦ない。ジャンの婚約者のソフィアがよくできた娘さんで、気難しいエンリカにうまく接していく。エンリカはエンリカでジャン兄様を取られて最初は反発しつつも次第にソフィアと打ち解けるのだが、ソフィアを前にするとつい憎まれ口を叩いてしまって反省したり。本当にいい子に育っているのがわかる。不審な車にしっかり気付いて行動できたりするし、この子が成長したらどんなことを成し遂げられるのか見てみたい。
しかし、クローチェ事件が起こるわけだ。
これまでジャンのことを冷酷で義体にも冷たいしパダーニャ恨みすぎのひどい奴だと思ってたけど、そうでもなかった。逆にヘンリエッタにあそこまでしっかり接することのできるジョゼが不思議なくらいに思えてくるが、ジョゼはジョゼで事件を通して思うところがあったであろうことが読み取れる。
現在に戻ると、仇敵ジャコモを目の前にしたジョゼ。うまく動けないヘンリエッタ。
一旦事態が収束したとはいえ、次に備えなくてはならない。政府の動かせる戦力はまるで足りない。公社も同じ。一方クリスティアーノは仲間をやられた復讐として社会福祉公社を狙う。このあたりの動機は少々弱い感じもあるが、腕利きのジャコモを投入してパダーニャの矛先が公社に向いたのは事実。
まだ、まだやるのか。というより逆に、とうとう状況が揃ってしまったのかというべきか。
さて、以前はかなり嫌がってた11巻を読み直したい衝動に駆られているのだがそれはさておき、ここからはガンスリについて語りたいと思う。
正直な話。
義体1期生に思い入れがありすぎて辛い。
私が友人に勧められてガンスリ単行本を読み始めた時点で、既に2期生が登場するところまで刊行されていた。読んでみて、別にペトラが嫌いとかサンドロが嫌いということはない。1期生のデータを蓄積したことによって得た様々なデータや知識、経験が活かされていて感心したものだ。ペトラの話で単行本1冊分以上を費やしておきながらメインが2期生に移らないのは、物語として1期生を軸に据えてそれを活かす背景として2期生を描いたのではないのだろうか。そうして、2期生の登場により1期生の置かれる立場が大きく変わった。寿命が来るまで使い潰す。
アンジェリカは死んだ。クラエスは担当官を失って義体の試験を引き受ける傍ら、一時的な平穏を手に入れたように見えてどうなるかはわからない。ヴェネツィアの戦いでは1期生数名が犠牲になった。そして、以前から変調を来していたヘンリエッタの問題。
「当然、寿命は劇的に縮むだろう」
重い判断をせざるを得ない状況。
ここまできたら、後は描ききってもらうしかないか。
次巻は2010年・冬。その頃は私がどうなってるかわからんなあ。
商業誌の話。
印刷技術の向上により印刷ミスは限りなく減ったが、確率としてそれをゼロにするのは現実的には不可能と言えよう。雑誌編集上の事故などは別として。事故はむしろ楽しかったりするのでまさに別の話だ。
ヤングガンガンをコンビニで買った。以前であればコンビニで雑誌を買うなんて考えられなかったり、そもそもほしいものが売っていなかったりという状況だったのだが、YGはコンビニで買える。そして、小規模書店には真似のできない利便性がコンビニにはあるわけで。
例えば私のホームであるローソン。
雑誌をレジに持っていく。
「そのままで」
言いながら携帯をレジのリーダの上に置く。
タッチパネルで決済方法を選ぶ。私はiD。
アプリを入れてあるのでポイントも付く。
受け取った雑誌とレシートをチェックしながら店を出る。
まあお手軽。
そんな感じで最後の一冊っぽいヤングガンガン買ったら、印刷ミスにぶち当たったよ。
クリックでそこから大きなサイズも選べる。
えーと。
咲のために買った雑誌の咲で印刷ミスに当たるなと。正確には中綴じなので反対側の別作品にも同じ不具合があるのだが、それにしたっておっぱいに当たるなと。しかもコンビニの最後の一冊で当たるなと。
書店の場合、交換を要求するのに躊躇はいらない。返品に回せってだけの話だ。基本的に、レシートで確認が取れて在庫があれば交換には応じる。レシートって大事よ。これができない書店って、何だか危ないんじゃないかしら。
一応フォローしておくと、書籍という性質上買って読んでやっぱいらないと言う論理は絶対に成り立たない。前述の「返品」と違って、一般的な返品であるところの品物を返すから金を返せと言うのは通らないのだ。この場合、返品したいものを含めてそれ以上の金額のものとの交換という形を取る書店があるが、これは正しい対応であろう。
一方私の場合は在庫なしのコンビニだったわけで。iD決済しちゃった雑誌、交換在庫なし、そんな状況でどんな打開策があったのか。今思うと試してみればよかったというのが正直ある。在庫ないなら返金してよと詰め寄る客か。怖ろしいけどね。
ともあれうちのヤングガンガンは元気です。
4月25日、今日頒布される本なのだが。

ストライクウイッチーズ ゲルトルート・バルクホルン合同誌特設サイト
これがめっさほしいのだ。
同人の縁というのも不思議なもので、合同誌が出ると聞いて見に行ってみたら企画の方が私好みのSS書きさんだったりするわけだ。ケガしてなかったらTrois-nomsさんの本買うためだけにイベント行くわ。夏コミ頒布がありうるとのことなのでそれに期待して今日はお留守番だ。
行かれる方はお気をつけて。
同人誌のレビューというのはほとんどしたことがなかったと思う。同人誌というのはその性質上、記事を読んだ時点で既に入手困難であることが多いためだ。
今回は入手可能という条件をクリアした上、読んだら書かずにはいられない衝動を与えてくれた本なのでちょこっと書いてみたい。
咲の部キャプ本。かじゅモモもあるよ。
先にちょっと気になったところを挙げておくと、新和涼さんはフォントに関するこだわりがある模様。私もフォントに関してはあれやこれや語りたいタイプではあるのだが、ベクトルが違う。私は字書きなのでヒラギノ明朝が非常に好みだったりするのだが、それ故にテトラディオンの基本の明朝体が何だかもったいない感じがする。これ何明朝なんだろう。それともわざとこのフォントを選んでいるんだろうか。
さて、ここからは部キャプ最高タイム。ちゃっちゃとキーワードを挙げてしまおうか。
「美穂子」
「ゆみ」
あれ、終わっちった。でも伝われこの部長無双。竹井久ファンとしてはだね、キャプテンに対してもかじゅに対しても自然に接するこの部長がたまらないのだ。下の名前で呼ぶって、相手に好感を持ってないとしないじゃない。そこを自然とやってのける部長。惚れ直すよ。
それから、読んでいてドキッとさせるストーリーとかさすがだなぁと。
でだ。えーと。気持ち悪いって言うなよ。今回はテンションが高まってたから声優絶対音感を全開にして読んでみたんだ。キャプテンも部長もかじゅもモモも声がついてフルボイスだ。声優脳を解放するのは久々だったけど、本の内容がしっかりしていることもあって至福の時間だった。堀江由衣、伊藤静、小林ゆう、斎藤桃子だから難易度は高くない。
かじゅモモかじゅモモ言ってた私だが。
新和涼さんの部キャプ素敵!
涼彩マテリアル!
新和涼さんのサイト。トゥルーデ好きという部分でも好みが合うようなので、次の本が楽しみで仕方がない。
(追記)
新和さんに読まれた。わりと死ねる。
それはさておき、本文のフォントに関する情報をいただいた。
GN摂津築地(ビルド40330)の詳細情報 : Vector ソフトを探す!
フリーフォント! そういうのもあるのか。
なるほど見たことがないフォントなわけだ。初めて聞いたし。そういえばライセンスの問題ってみんなどうやってクリアしてるんだろうなぁ。
追記ついでに部キャプ部かじゅについてだらだら書こうと思ったんだけど、書きたいことは昨日わりと書いてあるな。というわけで……
テトラディオン読めし!
上地優歩先生とあやめぐむ先生に敬意を込めて。素敵な作品をありがとうございました。
ではネタバレ改行。

スカイ・クロラ イノセン・テイセス(2) (BLADE COMICS)
この作品の最後には草薙水素と函南優一が登場する。イノセン・テイセスは初期のキルドレの物語だったというわけだ。オリシナがどうなったのかは語られない。スカイ・クロラ原作の結末、スカイ・クロラ劇場版の結末がそれぞれあって、イノセン・テイセスはそうきたか、と。流れとして劇場版に近い方にいきそうな感じはするが同じにはしないだろうと考えてはいたので、何となく納得した。
舞台は過去のラウテルン社。最強の敵はロストックのチータ。チータに関してはスカイ・クロラシリーズのネタバレになってしまうので詳しい言及は避けておこう。
全体を通しての感想をざっと書いてみる。
○悪かった点
残念ながらこれはもう、戦闘機がかっこよくなかったのと、空戦機動がわかりにくかった、この2点が最大のポイントだろう。ここがしっかり描かれていないと男の子がついてこないのだ。というか、男の子は確実にここに期待している。
当時のラウテルンは混成部隊だったのかもしれないし、後から登場する散香を引き立てる目的もあったのかもしれない。しかし、せめて例えばチームごとだけでも同じ機種にしてくれたら分かりやすかった。ロストック機との空中戦にしても、敵味方が判別しにくいのがネックになっている。空中戦の描写に関しては、私は映画から入ったので、これをどうやってマンガで描くんだろうという興味もあった。やっぱり難しいんだと思う。
ちなみに、原作である小説は機体の動きをエルロン・エレベーター・ラダーで表現しているので、固定翼機の知識がないと理解が難しい。その分、好きな人にはたまらない。このあたりは、やはり文章・映画・漫画という媒体のそれぞれのよさがあるのだろう。
○良かった点
戦闘機の代わりに抜群に魅力的なのが主人公のオリシナをはじめとしたキャラクターたち。見た目のうまさもさることながら、それぞれの登場人物にしっかり動機付けがされているので奥行きが出ている。例えばタカハシ。最初はオリシナに突っかかってあのきれいな髪を切らせちゃって「タカハシァ!」っていう状態だったんだけど、タカハシが飛ぶ理由が明かされてオリシナと打ち解けたりしていくストーリーは読んでいて気持ちがよかった。私の場合は雑誌連載で追いかけていたのでよけいにそう感じた。
絵の面では私の好みも入るのだが、スノエダの描き方がすごくうまい。ヒナギが戦死した後、扉絵で悲しみをたたえたスノエダの一枚絵が強く印象に残っている。悲しみを表に出さないでオリシナと明るく接したり、ついにはポロポロ泣き出したり。ディフォルメキャラのギャグを挟みつつ、見事に描かれていた。スノエダのような立場のキャラクターは原作にも映画にも存在しないので非常に重要なスパイスとなる。スノエダはスパイスにとどまらない存在で非常によかった。
スノエダってのはササクラとも違って、戦いへと飛び立ってゆくパイロットたちを見送って、ひたすら心配して帰りを待っている存在なのな。もとより死を覚悟しているパイロットとは対極にあって、戦死者が出れば泣くし、負傷したタカハシが帰還した時には走って迎えに行くし。こういう感情を出せるキャラクターをしっかり描写したのは凄い。基地内でこういうポジションはスノエダだけだったから、対比として広がりが出ている。あとちょっと大事なこととして、CVは大原さやかを所望する。
○表紙
Amazonに表紙の画像が上がっていて見ることはできるのだが、実際手にしてみると印象が全く違う。裏表紙までを合わせた一枚の絵として描かれているので、ぜひカバーを外して広げて、じっくり見てみてほしい。これは読む前にやるもよし、読了して浸りながらやるもよしだと思う。
○余談
まあそんなわけでつらつら書いてみたわけだが、この文章の大半はポメラDM10を使って、電車での移動中とファーストフード店内にて草稿として書き上げた。あとからPCで加筆修正しているのでおかしなところもあると思うのだが、試行錯誤の途中ということで大目にみていただきたい。もちろん突っ込みは歓迎。
ひとまずこれで義理は果たせた、かな?
本当にお疲れ様でした。
Amazonに書影を早く上げてほしいなー。
BLADE本誌で追いかけてるよ組としてはどうにか間に合うくらいのタイミングで感想はアップしたい。

スカイ・クロライノセン・テイセス 1 (BLADE COMICS)
1巻の表紙はこう。空の色が深い青から明るくなっていくのと、雲、そこにオリシナというのがすごく気に入っているので、2巻の表紙はどんなかなとこっそり期待している。
コミックブレイド10月号にて読み切りで掲載。
![月刊 COMIC BLADE (コミックブレイド) 2009年 10月号 [雑誌]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/61CngC4NniL._SL160_.jpg)
月刊 COMIC BLADE (コミックブレイド) 2009年 10月号 [雑誌]
みつやりょう、みつやりょう。変換しても出てこない。これは文節区切って一文字ずつ……出てこない。ぬ、ならばF2キー! スパーン! 人名、単漢字辞書呼び出し。よし、出てきた。学習させたぞ、樒屋涼。
桜標に出会ったのは全くの偶然。スカイ・クロラを読み返していて、そのままページをめくっていたら出てきた。読み切りか。なら読んでみようかなと。BLADEもうまいことをする。
読み切りってことは新人さんなのかなと思って読んでいったら、まず、セリフの吹き出しと独白の四角が多い。セリフが長いのは私の場合全く問題ないけど、それらが混ざると視点誘導が難しくなる。読んでいて気になったのは、写植の改行がちょっと不自然だった部分が引っかかったのと、やはり視点移動。漫画の文法で読んでいくと、「え、あれ、こっち?」と戸惑う部分はあった。基本はページの右上から左下へと読んでいけばいいはずなんだと思っているんだけど、そこに吹き出しやらが入ると読ませ方の技術がいるんだなと。
新しい発見だったのは、雑誌段階でここまで小さいフォントを使うのがありだということ。これコミックサイズにしたら読むのきついんじゃないかなと勝手に心配してしまった。というのも、最近フォントが小さくて読みにくかったコミックがあって、えーと、そう、「孤独のグルメ」。
値段でわかると思うんだけど、一般的なコミックより版が大きい。にもかかわらずフォントが小さいところがあって読みにくくて往生した。
それはさておき、せっかくなので検索してサイトを確認してみた。
(※筆者注。タイトルがありません)
ページのタイトルは付けようよ。
なるほど納得した。A4版で読めればフォントサイズとしては問題ない。同人やアンソロで活動している人か。
面白かったのはストーリーと一部の背景の描き込みかな。特に背景はポイントを押さえてがっつり力を入れていることがわかる。商業だと小林立みたいな緩急がないと注目されにくいところだけど、京都の雰囲気が伝わってくるようでよかった。特に竹林のシーン。描くの大変だろうによくやったなと。
思わぬ出会いだった。
7月くらいに出るペースかなと思ったんだけど、夏だねー。コミケ前だねー。
それと、ソリッドワークスコレクションDX ARIA winter versionが6月末に再販。

ソリッドワークスコレクションDX ARIA winter version 1BOX
まだの人はチャンスかも。
次号のCOMIC BLADEはスカイ・クロラが休載。しょんぼりっく。
ひょんなことから出会えたこのCD。ドライブしながら聴いてみたのだが、原作に沿って声を当てたもののよう。所々で「おっ、説明してるな」というセリフが入る。
念のために書いておくと、私
・ヨコハマ買い出し紀行ファン
・アルファさん派
・椎名へきるファン
=ヘブン状態!!
椎名へきるっていったらレイアースの頃からのファンだもんよ。久しぶりにへきるの声ががっつり聞けてうれしいったらないね。
2はまだなんだけど、あのシーンがありそう。中川亜紀子? 大好きさ! ……これはドラマCDで死ぬかもしれん。
買ってきた。詳細は改めて。ネタバレなし。

スカイ・クロライノセン・テイセス 1 (BLADE COMICS)
確認したけど、単行本に収録されているのはブレイド4月号までの分。最近はホントに単行本になるの早いな。ARIAの時もうまいことやってるなと感心してたけど。
でね。
![月刊 COMIC BLADE (コミックブレイド) 2009年 05月号 [雑誌]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/61d9-BsJy5L._SL160_.jpg)
月刊 COMIC BLADE (コミックブレイド) 2009年 05月号 [雑誌]
5月号には特別編が掲載されている。これは上地優歩先生がコンテ……じゃなくてえーと、あれだ、なんだっけ、ネーム? から描いているとのこと。単行本収録の予定はないという話をどこかで見かけたので、気になる人は買うしかない。
そして。
![月刊 COMIC BLADE (コミックブレイド) 2009年 06月号 [雑誌]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51NlWNNbftL._SL160_.jpg)
月刊 COMIC BLADE (コミックブレイド) 2009年 06月号 [雑誌]
現在発売中の6月号では、もう単行本の次の話が読める。切り替えるなら今。
私の場合、1-2作品を読むためだけに月刊誌を欠かさず買ったりすることも多いので、まあ、部屋も狭くなりますわな。紙だけで部屋のどれだけのスペースを埋めているのやら。
ビブリオマニアって名乗れるほどじゃないんだけどねーうふふーあははー。